2005年04月27日

『生きる』−谷川俊太郎  〜3年B組金八先生より


谷川俊太郎氏生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木(こ)もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと


生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと

生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ

生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声(うぶごえ)があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまが過ぎてゆくこと

生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ

3年B組金八先生より〜

『生きる』−谷川俊太郎

【解説】

今日金八先生で、覚せい剤で錯乱状態に陥った生徒(丸山しゅう)に対して語った、
谷川俊太郎の名詩です。ネスカフェのCMで使用されていた"朝のリレー"という詩も
谷川俊太郎なんですが、ものすごく心に響く言葉を届けてくれます。
この詩も、生きるということを考えさせてくれる素敵な詩です。ほんの些細なことで
落ち込み、塞ぎこみ、自分の存在価値なんてないんじゃないか、とか考える自分が
もったいなく感じてきます。
いつも金八先生は、人のぬくもりの大切さを思い出させてくれます。

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 今日はポエム(詩)の時間です。  谷川俊太郎【死んだ男の残したものは】  という詩の中に次のような一節があります。  「死んだ兵士の残したものは   こわれた銃とゆがんだ地球   他には何も残せなかった   平和ひとつ残せなかった」  1日1クリックで
【死んだ兵士の残したものは】【グーグーパンダの語る人生】at 2005年04月29日 20:56
ネットに依存する者の大半は鬱病など精神的疾患を抱えている(自覚している)と思う。生きることが辛いだなんて思うことは誰だってある。テレビで作り笑いする奴だって裏ではわけもなく泣いてんだ。そりゃ人間だ。喜怒哀楽を持たない人間は人間とはいえない。完璧を求めよう
胸の鼓動に耳をすませて【バナナの皮ですべる方法】at 2005年05月19日 07:38
この記事へのコメント
こんにちは。
私は金八先生は見ていないのですが、
とても心に染み入る言葉だと今感じています。

私は今この瞬間を生きている。
Posted by fantian at 2005年04月27日 18:57
このシーン見ました
もう大号泣でした
今思い出しても泣けますよね
Posted by luna at 2005年04月28日 01:51
こんばんは。
私はこのシーンを見てないのですが、詩の内容に
ひかれました。
実感出来ること、それが生きていると言うこと。
それは素晴らしいことと、大切なことを教えてくれていますね。

大切にしたい言葉です。

コメント、ありがとうございます。
Posted by がく at 2005年04月28日 02:08
TBありがとうございます。
谷川俊太郎の詩は、私も大好きです。金八先生は見ていないのですが、この詩は、シンプルな言葉だけを使っているからでしょうか、難しいことを言われるよりも余計にぐっとくるものがありますね。
Posted by macky at 2005年04月28日 05:29
さとんぴはこの言葉好きです。じーんって来ます。
Posted by さとんぴ at 2005年04月28日 23:52
TBありがとうございます☆

この詩を知ったとき、命の尊さについて
考えさせられました。

”朝のリレー”同様、谷川俊太郎さんの
言葉には、心を打たれます。
Posted by hiroki at 2005年04月29日 00:23
私も、この言葉好きです。
生きてる実感が湧かないなんて、
この詩を詠んだら言えなくなります。
だって、実感が湧かないと認識しているんだから 笑

今日もコメントありがとうございます。
Posted by がく at 2005年04月29日 04:45
TBありがとうございます。
私も本当にこの詩が大好きです。
『生きる』ことを力強く実感させられます。
ただなんとなく生きているのと、
余命1年と言われたときの充実して生きるのでは、
まるで充実感が異なります。
『生きる』ということが、逆に、常に『死』を意識させられるのです。
今このとき、この一瞬を大切に生きていきたいですね。
人生、いつ何時に死ぬかわかりません。
死んでからでは悔やんでも悔やみきれませんしねっ。
Posted by やすぼ at 2005年04月29日 23:50
おはようございます☆
最近、眠れない日々が続いているがくです 

>『生きる』ということが、逆に、常に『死』を意識させられるのです。
今このとき、この一瞬を大切に生きていきたいですね。
人生、いつ何時に死ぬかわかりません。
死んでからでは悔やんでも悔やみきれませんしねっ。

はい! 一瞬の積み重ねであっと言う間に死の床というのは
迎えたくないと思っています。

やすぼさん、今度いっしょに遊びに行きましょうね。
ふたりだけで遊びに行ったことないですから 笑
Posted by ★がくからやすぼさんへ at 2005年04月30日 06:11
私は、金八先生を見ていました。
たしか、国語の授業で小学校の時に勉強した記憶があるこの詩に、もう一度TVを通して出会いました。しゅうが、禁断症状の只中にいる時、先生が「生きる」ことの意味を教えた、しゅうの最後の授業。『死にたい』と思う若者が多い今の世の中で、少しでも多くの方々がしゅうと一緒に「生きる」の意味をもう一度考えてくれたのではないかな?と思います。私はまだ15歳で、金八を見ていたとき丁度中学三年でした。現実に通っている学校では教えてもらえないようなことをたくさん金八先生には教わりました。また、この詩にも、みつをさんの言葉にも、いろいろと教えていただきました。

言葉を通して思えることがあるって素敵なことですよね。
Posted by 舞子 at 2005年05月07日 14:59
舞子さん、はじめまして☆
舞子さんのサイトを見せていただきました。
とっても素敵でびっくりです!
私もハリポタ全巻&全映画見ていますよ^^

ところで、コメントありがとうございます。
>言葉を通して思えることがあるって素敵なことですよね。

はい。言葉は有限ですが、本当の言の葉は想いを載せて
人を感動させてくれますよね。
言葉が想いとなり、想いが行動となり、行動が経験となる。
そして人をつくっていくのですね。。。

これからも、どうぞよろしくお願い致します。
Posted by ★舞子さんへ at 2005年05月08日 01:36
日本最大のリーディング野外フェス、復活!
「ウエノ・ポエトリカン・ジャム3」

9月4日(日)上野水上音楽堂にて、総勢約100名の出演者がおりなす8時間ブッ通しのポエトリー・リーディング(詩の朗読)祭り。
入場無料、雨天決行です。
ゲストに三上寛、福島泰樹、他(HPにて発表) 。
http://upj.jp

UPJ3当日に無料配付される”声と言葉”の総合誌兼UPJ3公式パンフレット『Iu【イウ】』に掲載される詩人・谷川俊太郎氏のインタビュー時の秘蔵画像をダイジェストで公開。
http://upj.jp/root.html
続きが気になる方は是非ウエノで『Iu【イウ】をゲットしてください。

メールあて先は
info@upj.jp

■主催:UPJ3実行委員会with NPO法人こえとことばとこころの部屋
Posted by UPJ3実行委員会 at 2005年08月09日 05:55
金八先生見てました!生きるの詩が出てくる所はもう激泣きっすよ!!!教科書に生きるの詩がのっていて驚きました!
Posted by ムッツー at 2006年02月23日 18:08
大好きです
Posted by 記事 at 2006年03月06日 10:21
生きるという詩感動ですた

Posted by 記事 at 2006年03月06日 10:22
いい詩だと思います。
Posted by ほし at 2006年03月08日 12:07
谷川俊太郎さんの詩は「生きる」のほかにも
「朝のリレー」などよみました
Posted by 匿名 at 2006年03月11日 09:54
「金八先生」から此処にたどり着きました
何時の事だか忘れてしまったのですが
「私を括らないで・・・」の詩が有りました
当時とても印象に残った詩でした
最近の「自殺」「虐め」のニュースを聞くに付け・・・
何方か「作者」「題名」を教えて頂けませんか?
お願い致します
Posted by 辻村 英世 at 2007年01月15日 12:59
・・私を括らないで・・
の一節を覚えています
もう一度全文(詩)を読み返したいのですが見つかりません

何方か教えて頂けないでしょうか・・・
Posted by 辻村英世 at 2007年01月29日 09:02
私は小6です。

谷川さんのこの「生きる」の詩は

学校で習いました。

とても心に染みてくる感じで

言葉ってすごいなぁ。。。と

思いました!!
Posted by 羅夢音◇◆ at 2007年02月04日 17:01
谷川さんの「生きる」を探してるうちにここにたどり着いた者です。昔教科書に載ってた「私を束ねないで」なら、作者は新川和江さんですね。 金八先生を見てないのでビンゴかどうかは不明ですが、”あらせいとうの花のように”なんてセリフがありませんでしたか?
Posted by めるも at 2007年02月19日 23:18
新川和江さんの「私を束ねないで」かもしれませんね。子供心に強く残ってるんですよね、あらせいとうの花が。
Posted by こころ残り at 2007年02月19日 23:32
さいっこー
Posted by ななし♪ at 2007年02月20日 15:53
とてもいい詩ですね!
「生きるそれは・・・・」とても重たい
言葉ですでも考えているとだんだんわかってきましたそして分からせられました!
Posted by 紗羅 at 2007年02月20日 16:01
 感動するほどいい詩ですね。生きるっていいことだと思います!!!!思い知らされました!!!!生きるって素晴らしいことだと想います!!!!!

 
Posted by 野茂 at 2007年03月04日 20:00
日本にきてこれ感動した。
Posted by サム at 2007年03月12日 14:32
この詩は、学校で読んだことがあります!!発表会で、この詩をみんなで(学年全員で)他の学年の前で、よみました。覚えるのが、大変でした!!!本当に、いい詩ですよね!!!!!
Posted by ななし at 2007年06月16日 18:49
私はこの詩を小学生の国語で習いました。
それから約30年・・・
やっと、やっと今になって、この詩の意味を
考えられるようになりました。
生きている、生き抜くことの尊さ。
何かや誰かをきっかけに命の大事さを思い知る。
この世で一番怖い事=心の温かさを亡くすこと。
色々な犠牲の上に私達は今の世を生き「られ」ている、
ということを、忘れたくないです。
Posted by コジコジ at 2007年07月14日 20:51
私は中3です
私はこの詩を金八先生で知りました
この詩はとっても感動しました
ぜひ国語の教科書にのにってほしいです
Posted by 実ょ at 2007年10月21日 13:12
あたしも金八先生を見ていました。
この詩に出会って、生きていることの素晴らしさに
あらためてきずけました。
朝のリレーは学校の授業でやりました。
谷川さんの詩はどれも好きです。
Posted by ほのか at 2007年12月26日 09:30
私も、谷川さんの作品は心に響いてすきです!

私は金八先生は見なかったけど、国語の教科書に、「生きる」の詩が載ってて、今、授業で習ってるところです。

谷川さんの作品はすごく奥深いですよね。

これからも活躍していってもらいたいものです。
Posted by 海砂 at 2008年03月12日 17:47
谷川さんの作品はどれも大好きですよ!!

学校で勉強しました☆
Posted by 沙良 at 2008年03月12日 17:48
自分は毎日当たり前に"生きている"
ではなく
『生かされている』
のだと気付ける心が誰しも持てたら…
人間は誰に、何に対しても優しくなれるだろうと痛感しました・・・
Posted by りぃ at 2011年03月21日 21:52
当たり前に生きているようで

生かされていると知った、

ここ数ヶ月。

生きているとはなんなのか。

生きているということは命。

大切に生きたい。

死にたいなんて思う日も多いけど。

生きる!
Posted by もも at 2011年07月09日 03:24
みなさんにこの記事が役立っていただいているようで、うれしいです。

この記事を読み返してみても、果たして自分自身、人生を大切にできているか?と言われれば不足です。

自分を大切にしなければ、周りも大切にできませんよね。
Posted by がく(管理人) at 2011年07月12日 11:19
金八先生大好きです!
とくに重かったのが
しゅうの「生きる」の詩でしたね・・・。
感動しました!
涙がとまらなかったです!
本当にこの詩はすばらしいと思います!
Posted by なお at 2011年12月02日 17:38
今日は よろしくお願いしますね^^すごいですね^^
Posted by マルベリー 店舗 at 2013年07月01日 09:49